Peninsula International School / ペニンシュラ・インターナショナルスクール【エリア:シャーアラム】

教育

Peninsula International School Australia(ペニンシュラ・インターナショナルスクール・オーストラリア、略称PISA)は、マレーシアのクアラルンプールに位置し、オーストラリアの教育システムを導入した先進的なインターナショナルスクールです。2018年に設立されたこの学校は、オーストラリア・メルボルンにルーツを持つ、約60年の歴史を誇る名門校の分校です。

PISAは、Victoria Certificate of Education(VCE)というオーストラリア独自の教育カリキュラムを採用しており、生徒たちに国際基準の教育を提供しています。このカリキュラムは、自由かつ包括的な教育スタイルを特徴とし、生徒が自己主導で学び、自身の可能性を最大限に引き出すことを奨励しています。

母校の伝統と品質を継承するため、オーストラリアから定期的に校長や教師陣が訪れ、マレーシア校の教育品質や運営状況をチェックし、教師やスタッフに対する研修を行っています。この取り組みにより、PISAは、自由な校風と勤勉さを見事に融合させた学校として、高い評価を受けています。

Peninsula International School Australiaは、伝統と革新を併せ持つ、マレーシアの教育界において特別な存在です。国際的な視点を持ちながらも、オーストラリアの教育哲学に根ざしたカリキュラムを提供することで、生徒たちに21世紀に必要なスキルと知識を育んでいます。

学校基本情報

・学校名       :Peninsula International School

           (ペニンシュラ・インターナショナルスクール)

・ホームページ    :https://peninsula.edu.my/

・電話番号      :+603-5033-8000

・カリキュラム    :オーストラリアカリキュラム

・入学時期      :1月(4学期制)

・全校生徒数     :300名

・日本人の数     :約20名

・学年・年齢     :4歳〜18歳

・学生ビザ      :あり

・寮         :あり

・スクールバス    :あり

・ELS(英語サポート):あり

※上記の情報は2024年1月現在のものになります。

Peninsula International School の学費

Peninsula International School(ペニンシュラインターナショナルスクール)では、4歳〜高校3年生までの学年となっているため、学年によって学費は大きく異なります。また、毎年学費が変更される可能性があるため、ご入学時期によって都度、確認していく必要がございます。

年間授業料の目安としては下記です。

【Peninsula International School 授業料の目安】

・Kindergarten(幼稚園):RM22,700(約68万円)/年間
・Year 1(小学校1年生):RM26,000(約78万円)/年間
・Year 7(中学校1年生):RM45,800(約140万円)/年間

その他、入学金や保証金、ビザ申請費用等、さまざまな初期費用が別途かかります。

※直近の為替レートを参考に、1リンギット=30円で計算しています。

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Peninsula International School の校内写真

Peninsula International School のカリキュラム

Peninsula International School(ペニンシュラインターナショナルスクール)は、オーストラリアのヴィクトリア州で認定されたVictoria Certificate of Education(VCE)カリキュラムを採用しています。このカリキュラムは、オーストラリアの首都メルボルンを含むヴィクトリア州で開発され、州ごとに異なる教育システムの中で、VCEは特に重要な位置を占めています。

VCEカリキュラムの目標は、生徒一人ひとりの強みと才能を伸ばすことにあります。ペニンシュラインターナショナルスクールでは、アート、サイエンス、体育、音楽、プログラミングなど、多様な約35科目の授業が提供されており、生徒たちは自分の関心と能力に応じて学びを深めることができます。

国際的に大学入学資格として認められているVCEカリキュラムは、イギリスのAレベル、IB(国際バカロレア)、アメリカのSAT/ACTと並び、世界中の大学入学資格に対応しています。特に、VCEの修了証書は、日本やマレーシア国内だけでなく、世界各国の大学入学に有効であり、スコアに応じて大学入学後の単位振替も可能です。

イギリス式カリキュラムが試験結果100%で成績を決定するのに対し、VCEでは試験結果50%、日常の学習成果や課外活動なども50%を占めることが特色です。このアプローチにより、生徒たちは学術的な成績だけでなく、全人的な発展を目指すことができます。

Peninsula International Schoolが提供するVCEカリキュラムは、生徒たちに国際的な教育スタンダードと多様な学びの機会を提供し、将来的に世界で活躍するための基盤を築くための重要なステップです。

オーストラリア式カリキュラム

オーストラリアの教育システムは、その連邦制の性質上、各州によって異なるカリキュラムが採用されているのが特徴です。例えば、ヴィクトリア州のVCE(ヴィクトリア・サーティフィケート・エデュケーション)やニューサウスウェールズ州の教育プログラムなどがその代表例です。これらの地域ごとのカリキュラムは、豊かな多様性と地域性を反映しており、生徒たちに各地域の文化や教育の特色を学ぶ機会を提供しています。

しかし、国としての統一された教育基準を保つために、近年では「メルボルン宣言」と呼ばれる教育改革が進行しています。この改革の目的は、オーストラリア全体で共通の教育指導要領、求められる人材像、そして成績評価の基準を設けることにあります。これにより、国全体としての教育カリキュラムの開発と改良、さらには教師の質の向上が図られています。

このような教育改革の動きは、オーストラリアが国際的な教育基準に対応し、より質の高い教育を生徒たちに提供するための重要なステップです。メルボルン宣言により推進される教育改革は、オーストラリアの学生が地域の特色を生かしながらも、国際社会で活躍するために必要な知識とスキルを身につけるための基盤を築いています。

メルボルン宣言とは?

2008年、オーストラリアは国として新しい教育方針である「メルボルン宣言」を掲げ、教育界に革命を起こしました。この重要な宣言は、それまでの各州ごとに異なるカリキュラムによる学力テストの結果に見られたばらつきや、特定科目での成績不振に対処するため、国全体で共通の学習要領を定める必要性から生まれました。メルボルン宣言の目的は、国全体の教育内容に統一性をもたらし、全オーストラリアの学生に対して均等な教育機会を提供することです。

イギリス式カリキュラムに比べれば歴史は浅いものの、メルボルン宣言によって生まれたオーストラリアの教育カリキュラムは、新しい教育手法やアプローチに柔軟に対応できる利点があります。特に、ICT(情報通信技術)教育の推進や課外活動の充実は、オーストラリアカリキュラムの特色として挙げられます。これらの新しい教育手法は、生徒たちが21世紀のグローバルな社会で活躍するために必要なスキルと知識を身に付けるための土台となっています。

メルボルン宣言は、オーストラリアの教育を近代化し、学生たちに最高水準の教育を提供するための重要な一歩です。この進行中の教育改革は、オーストラリアの学生たちにより豊かな学習体験と多様な学習の機会を提供し、彼らの将来を形作る上で重要な役割を果たしています。

オーストラリア式カリキュラムは、国全体での統一性を保ちつつ、州ごとに独自の特色を持つという独特の特徴を持っています。これは、異なる地域の文化や教育ニーズに対応するためのオーストラリア独自のアプローチです。特に、マレーシアのインターナショナルスクールにおいては、このカリキュラムの多様性が生徒たちの学習体験を豊かにしています。

マレーシアのインターナショナルスクールでは、特に「New South Wales(ニュー・サウス・ウェールズ)」「VCE(ヴィクトリア・サーティフィケート・エデュケーション)」という2つのオーストラリア州のカリキュラムが採用されています。ニュー・サウス・ウェールズカリキュラムは、その地域特有の教育方針に重きを置き、生徒たちに広範な学習機会を提供します。一方、VCEカリキュラムは、ヴィクトリア州の教育哲学を反映しており、生徒たちが自己主導で学ぶための環境を整えています。

これらのカリキュラムは、生徒たちにオーストラリアの教育システムのエッセンスを体験させると同時に、国際的な視野を育むための重要なプラットフォームを提供しています。マレーシアのインターナショナルスクールにおけるこれらのカリキュラムの採用は、生徒たちにとって、世界的な教育基準に基づいた質の高い学びの場を提供することを目的としています。

オーストラリア式カリキュラムの3つの特徴

1.課外活動を重視した全人的教育

マレーシアのインターナショナルスクールでは、従来のイギリス式カリキュラムが多く採用されており、その評価方法は試験結果に100%依存しています。しかし、このアプローチに対して革新的な代替案を提供しているのが、オーストラリア式カリキュラムです。オーストラリア式カリキュラムでは、成績評価の半分が試験結果に基づき、もう半分が課外活動やその他の学習経験に割り当てられています。このバランスのとれたアプローチは、生徒の学習プロセスを多角的に評価し、全人的な教育を重視します。

このカリキュラムでは、社会科見学やマレーシア国内外への教育旅行などの課外活動が非常に充実しており、生徒たちは教室の外で実践的な経験を積むことが奨励されています。これにより、生徒たちは単に知識を蓄積するだけでなく、実世界での応用能力や社会的スキルを身につける機会を得ることができます。

このように、オーストラリア式カリキュラムは、従来の教育モデルを超えて、生徒たちにより豊かな学びの体験を提供し、彼らの総合的な能力を育成することを目指しています。これは、21世紀のグローバル社会で活躍するための重要なスキルを生徒たちに提供する、先進的な教育アプローチと言えるでしょう。

2.オーストラリア式カリキュラムにおける汎用的能力の育成

オーストラリア式カリキュラムは、伝統的な学習内容を超え、生徒たちの「汎用的能力」の成長に重点を置いています。このカリキュラムでは、「7つの汎用的能力」を育成することが一つの大きな目標とされており、これらの能力は教科の学習を通じて、また学校の外での活動を通しても習得されます。このようなアプローチは、生徒たちが国際社会で活躍するために必要な、広範なスキルと知識を身につけることを可能にします。

オーストラリア式カリキュラムの7がつの汎用的能力
  • Literacy:リテラシー
  • Numeracy:ニューメラシー
  • ICT Competence:技能(ICT)
  • Cretical and Creative thinking:批判的・創造的思考
  • Ethical Behaviour:倫理的行動
  • Intercultural Understanding:異文化理解
  • Personal and Social Competence:個人的・社会的能力

オーストラリア式カリキュラムに組み込まれているこれらの能力には、ICTスキル、個人的・社会的能力、異文化理解などが含まれ、これらは現代社会で求められる重要なスキルです。教科学習だけでなく、学校外での学びを通じてこれらの能力を育成することに重点を置くことで、生徒たちは学校の教室を超えて、実生活で応用可能な能力を身につけることができます。

このように、オーストラリア式カリキュラムは、課外活動を含む多様な学習経験を通じて、生徒たちの全人的な発展を目指しています。これは、国際的な視野を持ち、多文化社会での相互理解と協働を可能にするための教育方針です。この未来志向の教育アプローチは、オーストラリア式カリキュラムを他の国際教育カリキュラムと一線を画すものにしており、21世紀のグローバルな環境で活躍するための基礎を築く上で非常に重要です。

3.世界の大学へのパスポート

オーストラリア式カリキュラムは、生徒たちに国際的な教育機会を提供し、世界中の大学への扉を開きます。このカリキュラムで取得する学位は、イギリスのAレベル、IB(国際バカロレア)、アメリカのSAT/ACTなどの他の国際教育カリキュラムと同様に、国際的に認められた大学入学資格の一つとして広く受け入れられています。これにより、生徒たちは日本やマレーシア国内だけでなく、世界各国の大学への進学が可能になります。

また、オーストラリア式カリキュラムでは、学位のスコアに応じて、大学入学後の単位振替も可能な点が大きな特徴です。これにより、生徒たちは大学入学後も既に習得した知識とスキルを活用し、学業をさらに進めることができます。オーストラリア式カリキュラムを提供するインターナショナルスクールに通うことは、オーストラリアを含む世界の名門大学への入学準備を進めるための素晴らしい機会となります。

特に、マレーシアのクアラルンプールに拠点を置く「モナッシュ大学」は、オーストラリアの教育をマレーシアで受け、その後オーストラリア本国の大学への進学を目指す生徒にとって理想的な選択です。世界ランキングで高い評価を受けるモナッシュ大学は、オーストラリア式カリキュラムの学生にとって、グローバルな教育環境を提供し、将来の成功への道を開く重要なステップとなります。

最後に

Peninsula International School(ペニンシュラ・インターナショナルスクール)は、マレーシアの教育界において、優れた学習環境と革新的な教育カリキュラムを提供する学校として、その名を確固たるものにしています。生徒たち一人ひとりが自分の潜在能力を最大限に発揮し、国際的な舞台で活躍するためのスキルを身につけることを目指しています。ペニンシュラの学びの場では、学問的な知識はもちろんのこと、実社会で必要とされる多様な能力の育成にも重点を置いています。

ペニンシュラ・インターナショナルスクールは、ただの学校以上のものです。ここでは、生徒たちは教科書の知識を超えた経験を得ることができ、それぞれの興味や能力に応じて、自ら学び、成長する力を養います。この学校のコミュニティは、教師、生徒、親が密接に協力し合い、生徒一人ひとりの成功を支援しています。

ペニンシュラ・インターナショナルスクールの卒業生は、国際的な視野を持ち、多文化社会での相互理解と協力を実践する能力を備えています。彼らは、将来、世界各地で様々な分野で活躍し、グローバルな社会に貢献することでしょう。この学校での学びは、生徒たちにとって、人生の旅の始まりに過ぎませんが、確かな基盤となり、彼らの未来を明るく照らす灯火となることでしょう。

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