こんにちは、ヒロです!
今回は「【マレーシア不動産入門編】購入前に知っておきたい基本用語集」というテーマで記事を作成します。
マレーシアで不動産を購入することを検討しているあなたにとって、この記事はまさに必読です!
本記事では、不動産取引における専門用語をわかりやすく解説しています。用語の理解は、不動産購入プロセスをスムーズに進める上で非常に重要です。この記事を読むことで、マレーシアの不動産市場における基本的な知識を身につけ、賢い不動産投資の第一歩を踏み出しましょう。
✔️マレーシアで不動産投資を計画している方
✔️不動産用語に慣れていない初心者の方
✔️海外不動産取引に関する知識を深めたい方
尚、今回はマレーシア不動産を購入してから賃貸に出すまでのプロセスの中で気になった用語を取り上げております!他にも気になる用語がありましたら是非コメントください。
では早速いきましょう!
不動産購入前に知っておきたい用語集
・Developer:物件(プロジェクト)の開発業者を指します。
・SPA:Sales and Purchase Agreementの略で「売買契約書」を意味します。
・Pre Build:プレビルド。竣工前の物件を指します。マレーシアでは竣工前に販売するところがほとんどです。
・Invoice:請求書。
・Receipt:領収書。
・Booking Fee:申込金。マレーシアの場合は一般的にRM10,000〜RM50,000(約30万円〜150万円)ほどお支払いします。申込金をお支払いすることでユニットがロック(他のお客様が購入できない状態)されます。
・Down Payment:手付金。一般的に売買契約書に署名後にお支払いします。お支払い金額は購入金額の10%(申込金を差し引いた金額)です。
・Installation Payment:中間金。物件や完成時期にもよりますが、最終金を支払いまでに3回から10回お支払いする場合があります。
・Final Payment:最終金。一般的に物件価格の20%ほどをお支払いとなります。
※お支払いに不足分がある場合は、物件の引き渡しができかねますのでご注意ください。
・Late Payment/Late Charge:遅延金。最終金の請求書が発行されてからお支払いが遅れた場合に、遅延金が課せられます。具体的な金額は売買契約書をご確認ください。
・Outstanding Balance:未払い残高
・VP:Vacant Possessionの略で「引渡し」を意味します。マレーシアでは物件が完成すると「VP Notice Letter(引渡し通知書)」が発行されます。
・Management Office:コンドミニアムの管理会社のオフィスのことを指します。オーナー様のお支払いなどを管理しています。
・Defects Liability Period:瑕疵担保期間。マレーシアの物件は、一般的に完成してから48ヶ月(2年間)と定められております。瑕疵担保期間中は物件の中の瑕疵補修チームが無償で直してくれますが、瑕疵担保期間を超えた場合の費用はオーナー様負担となるのでお気をつけください。
・Management Fee/Maintenance Fee:管理費。
・Sinking Fund:修繕積立金。
・Assessment Tax:マレーシアで不動産を所有する場合、建物にかかってくる固定資産税のことを指す。日本では都市計画税に近いものとなります。
・Quit Rent:マレーシアで不動産を所有する場合、土地にかかってくる固定資産税のことを指す。
・Fire Insurance:火災保険料。
・Water Bill:水道代金(浄水)。
・Electricity Bill:電気代金。
・Sewage Fee:水道代金(下水)。
内装工事前に知っておきたい用語集
・Renovation:内装工事。
・Contractor:施工業者。
・Interior design:内装デザイン。
・Furniture:家具。マレーシア物件の場合は、「Unfurnished(家具なし)」「Semi Furnished(一部家具付き)」「Fully Furnished(家具付き) 」に分けられます。
・Electrical Appliances/ Home Appliances:家電。
・Quotation:見積書。内装工事を依頼する前に内装業者が発行するものになります。
・Warranty Card:保証書。内装工事後に内装業者が発行するものになります。
賃貸前に知っておきたい用語集
・Tenancy Agreement / Lease Agreement:賃貸借契約書。賃貸契約の条件を指定する、物件オーナーと入居者の間の契約です。
・Lessor/ Landlord:貸主。オーナー様を指します。
・Lessee/ Tenent:借主。賃借人とも呼ばれます。
・Rental Fee:月額賃料。
・Move in/ Move out:入居と退去を意味します。
・1+1Bedroom:1つのベッドルームと1つのスタディルームからなる間取り。2+1Bedroomの場合は2つのベッドルームと1つのスタディルームからなる。
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登記手続き前に知っておきたい用語集
・MOT:Memorandum of Transferの略で、登記移転手続きを意味します。
・Stamp Duty:印紙税。マレーシア不動産を購入する際、外国人(日本人)は購入価格の4%が一般的になります。
・Strata Title:マレーシアで不動産を購入する際に所有権の区分を表すために使われる用語です。Strata title(ストラタタイトル)はコンドミニアムのように、分譲された居住スペースの所有権のことを指します。この際、土地は含まれません。Strata titleは外国人がマレーシアでコンドミニアムを購入する場合の最も一般的な所有権です。
・Individual Title:マレーシアで不動産を購入する際に所有権の区分を表すために使われる用語です。Individual title(インディヴィジュアルタイトル)は、戸建て物件、半戸建て物件、バンガローなど、土地付の物件の所有権のことを指します。
・Master Title:マレーシアで不動産を購入する際に所有権の区分を表すために使われる用語です。Master title(マスタータイトル)は物件の建設中にデベロッパーが所有している土地を含めた物件の所有権のことを指します。Strata titleが付与される以前の所有権はMaster titleであることが多いです。
・Leasehold:日本でいう不動産借地権のことを指します。フリーホールドの場合、オーナーは永久的に不動産を所有権できるのに対して、リースホールドの場合は不動産を所有できる期間があらかじめ定められています。
・Freehold:自由土地保有権のことを指します。フリーホールドにより土地や物件を所有することで、オーナーは永久的に不動産を所有することができます。
最後に
今回の記事では、マレーシアの不動産市場における重要な用語を紹介しました!
これらの用語を理解することで、不動産購入のプロセスがより透明かつスムーズに進むでしょう。マレーシアでの不動産購入を考えているあなたが、この基本用語集を活用して、賢明な投資決定を行えるようになることを願っています。
不動産取引は複雑な分野ですが、適切な知識を持つことで、その複雑さを乗り越えることができます。この用語集が、マレーシア不動産市場への理解を深め、あなたの不動産投資の成功への一歩となることを期待しています。
それでは次回の記事でお会いしましょう!
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